Kenya

ケニアでの新しいデイリー・ハブ プロジェクトにより、小自作農家の生産性と市場までのルートが改善します。

課題

ケニアでは食の安全と栄養が重要な課題であり、栄養失調の水準は依然として高いままです。 ケニアで確立されている乳業界では、年間 52 億リットルの牛乳が生産され、そのほとんどは、同国の 180 万人の小規模な酪農家が生産しています。

しかし、牛 1 頭あたりの生産性は低く、1 日の平均はわずか 4 〜 5 リットルです。 これは不十分な農場管理、不適切な畜産慣行、そして牛の栄養、繁殖および健康に対する支援サービスの欠如に起因しています。

当社のお客様である Uplands Premium Dairies & Food, Ltd. (以下、Uplands) は、ケニアのキアンブ県に本拠地を置く企業です。同社は酪農を主力としていますが、上記の理由で生産性が低いという問題を抱えています。 これは所得の低下と生乳の低品質化につながります。

イニシアチブ:

テトラパックとテトララバルの Food for Development は、他国での実績をもとに、Uplands と協力してデイリー・ハブ プロジェクトを実施しています。

テトララバルの Food for Development は、農場評価と技術援助の提供を後押ししています。 たとえば、当社の乳製品スペシャリストが拡大サービス社員 (ESO) に対して、牛乳の衛生状態および品質、動物の栄養学、健康、繁殖のベスト プラクティスを説明するため、参考となる酪農場でのトレーニングを実施しています。 その後、ESO はこの知識を、Uplands サプライチェーンに属する 7,000 人以上の小自作農家と共有します。

価値

このデイリー・ハブ プロジェクトでは、既に成果が見られ始めています。 たとえば、初期の基準となる農場における牛 1 頭あたりの牛乳生産量は、1 日あたり 7.5 リットルから 18.8 リットル (150%) 増加しました。 全体では、この 1 年間で集乳量は 16% 増加し、Uplands の集乳コストは 5% 減少しました。

Uplands がすべての牛乳を収集し、公式市場へのアクセスを提供し、知識と能力を向上させるため、このプロジェクトに関わる小自作農家にはメリットがあります。

「テトラパックとテトララバルの Food for Development と共にデイリー・ハブ プロジェクトで発展させている協力関係は非常にありがたく感じています。 これは、当社の牛乳サプライヤーとの関係を強化することに大きく寄与しています」 - フランシス・ンガンガ、Uplands Dairy ゼネラル マネージャー

今後の展望

このプロジェクトは民間セクターのイニシアチブであり、現在はそのトレーニング サービスを拡大するパートナーを募集しています。 現在、このプロジェクトは Uplands に牛乳を納品する 7,000 人以上の小自作農家を対象としています。 今後の目標には、牛乳の品質、量、小自作農家の収入のさらなる向上が挙げられます。 また、この乳製品開発イニシアチブでは、ケニアの学校給食牛乳プログラムに用いる牛乳生産に焦点を当てることで、子供たちの栄養状態を改善することも目標にしています。