学校給食に貢献する、ボリビア

Bolivia

ボリビアの学校給食

課題: ボリビアでは人口の約 39% が貧困ラインを下回る生活を送っており、栄養不良のレベルは南米でも最高 (15.9%) であることを世界食糧計画が報告しています。 5 歳以下の子供は 18% が栄養失調となっており、5 歳を超える子供も多くはお腹を空かせたまま学校へ通い、単に空腹が理由で勉強に集中することが難しくなっています。

イニシアチブ: 政府は安全で質の高い食事が学習および発育の鍵であることを認識し、2014 年に正式な法律を制定しました。現在では教育省が出資する学校給食プログラムが 339 の自治体で実施されており、世界食糧計画を含む国際的な非政府組織や民間セクターによる技術支援も行われています。

北米、中米、および南米地域における既存の学校給食プログラムの実績を踏まえ、テトラパックでは 2016 年に自社の専門技術をボリビアに導入し、当社のお客様は83 箇所の小学校で 47,000 人の児童たちにTetra Brik® (テトラ・ブリック) アセプティック 200ml パッケージを使用した栄養強化ネクターの供給を開始しました。 テトラパックは年間を通じて地元の食品加工業界と協力しながら、ボリビア国内のより多くの地域において健康向上のための栄養面および安全な食料の供給面での助言を行い、学校給食プログラムを実施および評価するための実際的な支援も提供することで、既存のプログラムの改善に努めました。

価値: 当社はボリビアの栄養状態を改善し、それによって子供たちの教育成果を向上させる全国的なイニシアチブに関与していることを誇らしく思っています。 学校給食に関する長年の経験から、こうした介入によって子供たちの出席率や成績だけでなく、身長や体重も直接的に改善させられることがわかっています。 テトラパックでは地方自治体と協力して、プログラムの影響を追跡するためのベスト プラクティスの推奨を行い、その結果をプログラムに参加していない学校と比較しています。 これにはどの製品やパッケージングが子供たちに受け入れられるかという受容性の研究も含まれています。

また当社では、お客様や各学校と直接の提携関係を維持しながら、流通および保管チェーンが最高の安全性と品質基準を満たしていることを確認するとともに、現場で定期的に手順をチェックして食品の安全性に関する情報やアドバイスを提供しています。

今後の展望: このプログラムには、栄養強化ネクターの補助として週に数回牛乳を含めることで、地元の乳業サプライチェーンを活性化できるという可能性があります。 当社ではまた、使用済み紙容器の再利用に関するサポートをより多く提供することも目指しています。こうした遠隔地の自治体には、リサイクルのインフラストラクチャが存在しないことが多いからです。すでにこれまで、子供たちや学校がいかに斬新な方法で空のパッケージを芸術作品に作り変えたり、校庭のプロジェクトで苗木を育てるための容器として利用したりできるかを見てきました。 学校給食プログラムに参加しているパートナー全員が共有している目標は、このプログラムが自律的なものとなり、ボリビア社会の恒久的な一部となることです。

学校給食プログラムに関する詳細