測定と報告

明確な目標を定め、目標に向けた進捗を監視して、あらゆる領域における影響に関する透明性を確保します。

報告原則

当社では、気候に関する目標に向けての進展を監視し、一貫性と精度を保証するために、手順とプロセスを定めているだけでなく、包括的な報告システムも構築しています。 1999 年以降、当社は以下の原則に基づいて環境データを報告しています。

  • 提示したデータはすべて、1 月から 12 月 までの 1 年間を対象としています。

  • 温室効果ガス (GHG) 排出量については、世界資源研究所 (World Resource Institute) と持続可能な発展のための世界経済人会議 (World Business Council on Sustainable Development) によって作成された GHG プロトコルの原則に基づいて報告しています。 また、国連京都議定書、WRI、および WBCSD GHG プロトコルにより規定された組織境界と GHG を決定するため、「オペレーショナル・コントロール」統合アプローチを適用しています。

  • 一部のデータについては、環境効率指標も提示しています。 環境効率指標は、生産量などの特定のパラメーターに関連した環境への影響を反映しています。

  • 各拠点から過去のデータに対する修正が報告されたときは、過去数年間のデータを修正する場合もあります。 これによりデータ品質が向上し、より有意義な年間比較を行えるようになります。 その結果として、以前の報告書で提示したデータが少し異なる場合があります。

  • →データの再計算が必要になった場合は、GHG プロトコルの企業のバリューチェーン(スコープ 3) の算定報告基準に準じた当社の計算ポリシーに従って再計算します。

GHG 排出量に関する報告

テトラパックには、温室効果ガスの排出量削減に長年取り組んできた歴史があります。 1998 年以降、各地の事業所から毎年データを集め、その情報を中央データベースに蓄積してきました。

2010 年まで、自社の業務による排出量のみを測定しました。 そして 2011 年に新しい気候戦略を確立しました。 これにより、バリューチェーン全体の排出量を削減する取り組みを開始し、2020 年の気候目標を設定しました。また、2010 年を基準値年と設定し、この年初めてバリューチェーン全体のデータを収集しました。

その後 2 年間は、目標達成に役立つ手順とプロセスの確立と微調整に専念しました。 その後、2013 年に外部の監査員による当社排出量データの検証を開始しました。当社の数字を包括的で比較可能なものとするため、各種計算は、温室効果ガス排出量の主要な管理方式として広く認められている GHG プロトコルに従っています。

GHG プロトコルでは、次の 3 つの領域 (スコープ) で排出量を報告することが義務付けられています。

  • スコープ 1: 燃料消費、溶剤や冷媒の使用などを含む自社の事業による直接排出。
  • スコープ 2: 購入した電気、熱、蒸気、または冷却に関連して発生する間接排出。
  • スコープ 3: テトラパックが所有または管理していない排出源から当社のバリューチェーンにおいて排出される間接排出。

スコープ 2 では、2015 年以降、「マーケットベース」の方法を使用して合計を計算しています。これは、GHG プロトコルのスコープ 2 品質要件に沿って、可能な範囲でサプライヤー固有の排出量が使用されたこと、また当社施設における再生可能電力の使用が結果に反映されていることを示しています。 スコープ 3 においては、バリューチェーン全体の排出量を計算して報告することで、当社製品の材料調達、生産、使用、廃棄を原因とする気候への影響の全体像を得ることができます。

スコープ 3 においては、納入業者、お客様、使用済み紙容器を含むバリューチェーン全体の排出量を計算して報告することで、当社製品の原材料調達、生産、使用、廃棄を原因とする気候への影響の全体像を得ることができます。

  • サプライヤー: 紙、アルミニウム、ポリマーなどの購入した原材料の製造。 当社が契約したインバウンド輸送とアウトバウンド輸送。
  • 当社の業務: 出張による排出量、業務で生じる廃棄物、現場で消費される燃料とエネルギー関連の上流の排出量 (スコープ 1 とスコープ 2 に含まれないもの)。
  • お客様: お客様の拠点に設置されたテトラパックの機器 (食品加工、充填、外包装機器など) の使用エネルギー。 輸送 (テトラパックによって契約されていない包材のお客様への輸送など)。
  • 使用済み紙容器: エネルギー回収が行われずに埋め立ておよび焼却されるテトラパックの飲料用紙容器による気候への影響など。

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