安全文化の構築

工場での作業や従業員が操作する装置には、その性質上、機械類の安全性、高所での作業、フォークリフト車、切断および溶着、運転、重量物の持ち上げ、手作業での取り扱いなど、安全性リスクが伴います。 当社は、そのような行動がもたらすリスクの軽減につながる安全文化の構築に全力で取り組んでいます。

安全に関する実績

2018 年、テトラパックでは 2 件の死亡事故がありました。1 件は運転事故により従業員 1 名が、もう 1 件では設置プロジェクトに取り組んでいた請負業者 1 名が亡くなりました。 テトラパックは、これらの痛ましい事故から学ぶことを決意し、詳細なアクション・プランを策定しました。 さらに、以下に示すように、当社の労災事故率は減少しています。

テトラパックはこの減少を報告できることを誇りに思っています。そして、この流れが変わらないよう、プロセスを改善し続けます。 たとえば 2018 年には、テトラパックの運転サービス サプライヤー (バス、長距離バス、タクシーなど) が、当社の定める最低限の安全要件を満たすサービスを確実に提供するための手順を導入しました。また、欠勤に対する評価も開始し、地域および性別で区分された OHS データを追跡することを計画しています。 2020 年に公開する次回のレポートでは、これについての報告を開始する予定です。

事故による時間の損失のグラフ

範囲: テトラパックの従業員と臨時従業員に関わるすべての事故

12 か月間の労災事故率(LTAR)の移動平均(MA)は、連続した 12 か月間における 100 万時間の労働時間(作業員 500 人分)あたりの労災事故率です。

行動変革プログラム

当社の食品加工処理システム事業では、第三者請負業者が多くの作業を行っています。 グローバルな労働安全衛生 (OHS) ポリシーを支援するため、当社はさまざまな行動変革プログラムや教材を通して積極的な安全文化を構築する取り組みを続けています。 ​

多くの場合、必要なパフォーマンスの改善を最初に明らかにするのは当社の従業員です。 たとえば、サウジアラビアのジェッダ工場の責任者とそのチームが、毎月繰り返す必要がある特定のタスクを明確化し、それらのタスクを実行して記録するよう通知するモバイル アプリケーションの開発を進めました。 各個人が主導することで、当社は自社の操業が最大限安全であると保証できます。

影響の追跡

当社は、コーポレート・ガバナンス部門が主導する年 1 回の自己評価調査により、OHS の実施状況を継続的に監視します。 当社の製造拠点は OHSAS 18001 の順守について監査を受けており、公式の実地評価プログラムが既に始まっています。このプログラムでは、2019 年末までにすべての非製造拠点を対象とすることを目標にしています。

テトラパックの労働安全衛生担当取締役、Andrew Jones は、Conference Board Health and Safety Council (安全と衛生に関するベスト・プラクティスや課題を共有するために召集されるグローバルな企業ネットワーク) の議長を務めています。
 

当社の OHS チームが事業に万全のサポートを提供できるよう、当社は 5 つのクラスターに対してサービスおよび手続きに関する OHS マネージャーをそれぞれ雇用することで、市場企業担当の OHS チームをさらに強化しています。 すべての工場は OHS に関する 3 年計画を策定しました。2018 年は、各拠点が目標を達成できるよう支援することに重点を置きました。

1 つのメッセージ、複数のチャネル

お客様の拠点にある当社の OHS マニュアルには、お客様の構内で勤務するすべてのテトラパック従業員に適用される必須の手順が定められています。 各チームはこのマニュアルを基にして 19 の基準に関する報告を行い、アクション・プランを作成します。 実績は、5 つの順守レベルに基づく成熟度マトリックスによって測定されます。 必要な基準から逸脱している場合は、改善を推進する明確なアクション・プランが必要となります。 このマニュアルには、安全と衛生に関するガイダンスを簡単にまとめた全従業員向けの簡易ハンドブックもあります。 2016 年にはアプリ版のハンドブックも開発され、エンジニアはいつでもどこにいてもガイダンスにアクセスできます。  ​


 

安全に関する実績の詳細について