リサイクル バリューチェーンの構築

当社はリサイクルへのバリューチェーン アプローチを行っています。 当社はパートナーシップに対してオープンな姿勢を持ち、廃棄物管理会社、リサイクル事業者、地方自治体、業界団体、装置サプライヤーなど、地元および全世界の幅広い関係者と協力関係を結んでいます。

リサイクル事業者: 使用済み飲料用紙容器をリサイクルする企業は、家族経営の小さな事業者から多国籍企業まで多岐に及んでいます。 飲料用紙パックは現在、世界中の 70 を超える国でリサイクルされていますが、回収ソリューションやリサイクル・ソリューションはさまざまで、各市場の成熟度を反映しています。 2010 年以降、当社が協力する飲料用紙パックのリサイクル施設の数は、40 か所から 160 か所を上回るまでに増加しました。この地図では、使用済み容器の資源のリサイクルを行っている多種多様な企業が示されています。

提携: 当社は、リサイクル バリューチェーンの取り組みを行うためには、他者と協力した取り組みが不可欠であると認識しています。 当社は、さまざまな分野でリサイクルの促進および推進する複数の団体および組織のメンバーです。 多くの場合、創立者や取締役の立場で関与し、戦略の計画や実施を支援しています。 以下はその一例です。

ヨーロッパ

  • ACE: Alliance for Beverage Cartons and the Environment は、テトラパックなどの主要な飲料用紙パック製造者とその板紙供給会社が紙パックを、再生可能でリサイクル可能、そして低炭素のパッケージング・ソリューションとしてベンチマークし、また紹介できるように、欧州での意見交換の場を設けています。 本団体は、関係者やパートナー企業と連携し、EU の政策、法令、標準の設定に対する専門知識を提供しています。

    当社は ACE への参加を通じて、紙コップのリサイクル イニシアチブの実現に尽力しました。 2017 年の 10 月には、紙コップ サプライチェーン全体の組織が ACE UK との協定に調印し、イギリスの 25% を対象とする "持ち込み所" での紙パックと紙コップのリサイクルが実現しました。 さらに、ACE UK は、地方自治体が道路脇から収集したコップをリサイクルに含める取り組みも計画しています。

    このイニシアチブで生まれるリサイクル資源の量が増加することで、飲料用紙パックのリサイクル フローが改善し、容器のリサイクルに関するビジネス ケースが強化され、イギリスの持続可能なリサイクル バリューチェーンに貢献します。 このイニシアチブはテトラパックの既存の活動を補完するだけでなく、当社の取り組みへの認知も高めます。

    2018 年には、ポリマーやアルミニウムなどの紙以外の成分を含む飲料用紙パックのリサイクルを促進するための EXTR:ACT プラットフォームを共同設立しました。 この新しいプラットフォームは、飲料業界が自社のパッケージのリサイクルを促進し、リサイクル ソリューションの規模を拡大して価値を高め、長期的な持続可能性を実現するためにさらなる対策を講じる支援を行います。

    包装および包装廃棄物に関する EU の指令では、飲料用紙パックに対する具体的なリサイクル目標はありません。それでもなお、欧州における現在のリサイクル率は 48% と大きく進歩しました。 この新しいイニシアチブとパートナーシップによって、2025 年までに回収率とリサイクル率を大幅に改善できると確信しています」
    ハイケ・シフラー、Tetra Pak の循環型経済担当責任者、EXTR:ACT のヨーロッパ代表

  • CEFLEX: この協力的なイニシアチブは、ヨーロッパにおける柔軟なパッケージングのバリューチェーン全体を象徴する企業および団体のコンソーシアムです。 この使命は、より良いシステム設計ソリューションを生み出すことで、柔軟なパッケージングと循環型経済の関連性をより高めることです。

北米
  • 紙容器協議会 (米国): 紙容器協議会は、米国の紙容器リサイクルの推進に取り組む業界団体です。 リサイクル技術と地域の収集プログラムの両方を宣伝し、さらに容器がリサイクル可能だという認知向上に努めることで、容器の無駄を減らすために取り組んでいます。

アジア

  • 容器リサイクル専門家委員会(中国): 2017 年 1 月に中国で発令された Extended Producer Responsibility (拡大生産者責任、EPR) を受けて、専門家委員会が 2018 年 5 月に組織されました。この委員会では、紙パックの EPR の実施目標を定めています。 中国の資源リサイクル団体に加盟している専門家委員会は、業界関係者と連携した取り組みを促進し、政府が定めた目標を実現することで、中国の使用済み飲料用紙パックの管理を改善することを目標としています。 ​

  • Action Alliance for Recycling Beverage Cartons (AARC、インド): このイニシアチブは、インドのリサイクル バリューチェーンを促進し、2025 年までに使用済み飲料用紙パックのリサイクル率を現在の 30% から 60% にまで拡大するためあります。テトラパックの管理責任者であるカンダープ・シンが議長を務める AARC では、果汁業界、乳業界、医薬品業界、酒造業界、およびパッケージング業界を代表する 10 人のリーダーが存在し、資源を確保しながら、廃棄物収集業者、スクラップ業者、廃棄物管理企業、リサイクル業者、および NGO と協力しています。 

    「このような特徴と規模を備えたイニシアチブが導入されるのは初めてのことです。 これは 1 つの共通命題により業界を一本化する強力なプラットフォームであり、リサイクルの展望を劇的に変化させ、廃棄物取引に関与する数百万の人々に前向きな影響を与えます」
    カンダープ・シン、テトラパックの管理責任者および AARC 議長。