ポリマー

テトラパックの紙容器にはすべてポリマーまたはプラスチックの薄い層があり、それが湿気の出入りを防止して充填された製品の鮮度を保っています。 これはキャップ、開け口、そしてストローにも使用されています。

ポリマー革新の実績

2011 年、テトラパックはバイオベースのポリマーを使用した業界初のキャップを発表しました。 これはブラジル産のサトウキビから作られたエタノールを原料としています。外観は従来のキャップと変わりませんが、カーボン フットプリントが大幅に低減されています。 バイオベースのキャップが販売されている地域では、お客様は追加投資や充填機を取り替えることなく、容易にバイオベースのキャップに切り替えることができます。 新しい素材は特別な加工条件なしで従来のポリマーと一緒に処理されるため、リサイクル性に影響はありません。 現在では、あらゆる新型容器に対応するバイオベースのキャップが提供できるようになりました。

2014 年には、世界初の完全に再生可能な液体食品用パッケージ、バイオベースのテトラ・レックス® を発表しました。バイオベースのキャップ、ネック、フィルムで作られています。 完全に再生可能な資源を使用した容器は 2018 年の始めまでに 5 億個以上が出荷されました。

2016 年には、バイオベースのライトキャップ™ 30 付きテトラ・ブリック® アセプティック容器 1000 ml エッジも発売されました。 これはフィルムとキャップがサトウキビ由来のプラスチックでできた初のアセプティック容器です。 これを紙の部分と合わせると、この容器の 80% 以上が再生可能な資源から作られた原材料が使用され、試験受託企業である TÜV Austria の四つ星認証基準を満たしています。

2018 年の始めに、テトラパックは、循環型経済のための EU のアクションプランの重要な部分である、EU のプラスチック廃棄物削減戦略の支援を公約しました。 これにより、テトラパックは、再生可能な原材料由来のプラスチックの使用量を大幅に増やし、食品接触包材として安全かつ法的に受容可能と認められたリサイクル済みプラスチックを使用することになります。

テトラパックは2019 年 3 月に、エレン・マッカーサー財団による New Plastics Economy Global (新プラスチック経済グローバル) イニシアチブに参加しました。 そのイニシアチブの一環として2019 年 7 月には、ヨーロッパで初めて紙ストローを発売した紙容器会社になりました。 2025 年までに世界全体の需要に対応できるように生産を拡大する予定です。

Bonsucro 認証取得企業

2019 年 10 月、テトラパックは業界で初めて Bonsucro の Chain of Custody 認証を取得しています。 これにより、長期サプライヤーである Braskem の既存の Responsible Ethanol Sourcing Programme (責任あるエタノール調達プログラム) が強化されることになり、生産者や製粉所に至るまでサトウキビのバリューチェーン全体の追跡が可能になります。 バイオベースのポリマーから製造されたすべての製品が 2020 年 3 月から Bonsucro 認定としてお客様に提供されます。

テトラパックの認証コードは BONS-C-0119 です。証明書の写しはこちらからダウンロードできます

テトラパックは現在、すべての購買カテゴリーで使用している責任ある調達の要件を、バイオベースのポリマーにも同様に適用しています。

今後の展望

バイオベースのポリマーが主流になるには長い時間が必要です。 特にテトラパックは、現地での食料の入手可能性や労働条件に影響がないように、バイオベースのポリマーの社会的費用に配慮しています。 こうした大きな進歩はあるものの、バイオベースのポリマーはプラスチック業界において依然として少数派の製品です。そのため現在のテトラパックの紙容器のごく一部にしか利用されていません。 テトラパックでは引き続きバイオベースのポリマーの利用範囲を広げ、あらゆるサイズの紙容器にこの素材をより多く使用していくことを約束します。 

テトラパックはこうした問題の調査をパートナーと協力して進めながら、同時に他のバイオベース材料、有機廃棄物、藻類などの代替品を継続的に評価します。テトラパックの長期的目標は、すべてのチルドおよび常温用紙容器に再生可能ポリマーまたはリサイクル済みのポリマーを使用して、これ以上化石燃料を使用しないことです。

テトラパックのポリマー使用の詳細